HDL-GXRでSqueezeを動かす
ダウンロード
- 自己責任で使用してください。サポートなどは一切ありません。
- HDR-GX250R で動作を確認しています。それ以外のハードウェアでは未確認です。
- カーネルは、u-bootのカーネルオプションを読まないように改変されています。"console=ttyS0,115200 root=/dev/sda3 ro mem=128M" で起動します。
- eth0 は DHCP で取得します。
- rootのパスワードは olpadmin です。
- 2.6.39.4カーネルを使う場合はこちら
使い方
- HDL-GXRに入れるハードディスクを用意し、第1パーティションに/boot、第3パーティションに/を作ります。
例:
第1パーティション ext3 128M
第2パーティション swap 1G
第3パーティション ext3 残り全部
- hdl-gxr-kernel-2.6.28-20140308.tar.bz2 を第1パーティションに展開し、ファイル名を以下のように変更します。
uImage -> uImage.gxr
initrd -> initrd.gxr
-
squeeze-rootfs-20140308.tar.bz2 を第3パーティションに展開します。
-
第2パーティションをswapにします。
-
HDL-GXRにハードディスクを取り付け、DHCPサーバーがあるイーサネットを接続し、電源を入れます。
-
起動したら、DHCPで取られたアドレスに対してsshでログインします。
初期状態は、
ユーザー名: root
パスワード: olpadmin
です。
インストール例
(ハードディスクをUSB-SATA接続キットでPCに接続)
# fdisk /dev/sdb
コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
p primary (0 primary, 0 extended, 4 free)
e extended
Select (default p): p
パーティション番号 (1-4, 初期値 1): 1
最初 セクタ (2048-78140155, 初期値 2048):
初期値 2048 を使います
Last セクタ, +セクタ数 or +size{K,M,G} (2048-78140155, 初期値 78140155): +128M
コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
p primary (1 primary, 0 extended, 3 free)
e extended
Select (default p): p
パーティション番号 (1-4, 初期値 2): 2
最初 セクタ (264192-78140155, 初期値 264192):
初期値 264192 を使います
Last セクタ, +セクタ数 or +size{K,M,G} (264192-78140155, 初期値 78140155): +1G
コマンド (m でヘルプ): n
Partition type:
p primary (2 primary, 0 extended, 2 free)
e extended
Select (default p): p
パーティション番号 (1-4, 初期値 3): 3
最初 セクタ (2361344-78140155, 初期値 2361344):
初期値 2361344 を使います
Last セクタ, +セクタ数 or +size{K,M,G} (2361344-78140155, 初期値 78140155):
初期値 78140155 を使います
コマンド (m でヘルプ): t
パーティション番号 (1-4): 2
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 82
パーティションのシステムタイプを 2 から 82 (Linux スワップ / Solaris) に変更しました
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sdb: 40.0 GB, 40007759872 bytes
ヘッド 64, セクタ 32, シリンダ 38154, 合計 78140156 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0x5b699c86
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sdb1 2048 264191 131072 83 Linux
/dev/sdb2 264192 2361343 1048576 82 Linux スワップ / Solaris
/dev/sdb3 2361344 78140155 37889406 83 Linux
コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!
ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。
ディスクを同期しています。
# mkfs.ext3 /dev/sdb1
mke2fs 1.42.8 (20-Jun-2013)
(略)
# mkfs.ext3 /dev/sdb3
mke2fs 1.42.8 (20-Jun-2013)
(略)
# mount /dev/sdb1 /mnt
# tar xvfj /tmp/hdl-gxr-kernel-2.6.28-20140308.tar.bz2 -C /mnt
config-2.6.28.hdl-gxr
uImage.new
# mv /mnt/uImage /mnt/uImage.gxr
# mv /mnt/initrd /mnt/initrd.gxr
# ls -al /mnt
total 3060
drwxr-xr-x 3 root root 1024 Mar 9 02:23 .
drwxr-xr-x 21 root root 4096 Mar 8 21:09 ..
-rw-r--r-- 1 root root 515562 Mar 8 16:05 initrd.gxr
drwx------ 2 root root 12288 Mar 8 15:55 lost+found
-rw-r--r-- 1 root root 2584712 Mar 8 10:16 uImage.gxr
# umount /mnt
# mount /dev/sdb3 /mnt
# tar xvfj /tmp/squeeze-rootfs-20140308.tar.bz2 -C /mnt
./
./opt/
(略)
# umount /mnt
# mkswap /dev/sdb2
スワップ空間バージョン1を設定します、サイズ = 1048572 KiB
ラベルはありません, UUID=89369820-f954-4e9c-905f-e2c7bda9e286
#
(ハードディスクを取り外し、HDL-GXRに繋いで電源オン)
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